吉川 諒– Author –
労働衛生コンサルタント/日本医師会認定産業医
株式会社吉川労働衛生コンサルタント産業医三重事務所 代表取締役
労働衛生の専門家として、企業における職場環境の改善や従業員の健康管理に携わり、これまで多くの事業所の産業保健活動を支援。
労働衛生コンサルタントおよび日本医師会認定産業医としての資格と精神科での臨床経験を活かし、医学的知見と現場感覚の両面から実効性のあるアドバイスを行っています。
三重県を拠点に、東海地方の企業様に対して、誠実かつ現実的なサポートをモットーに活動中。東海地方以外の依頼にも対応しています。
法令順守だけでなく、“従業員が安心して働ける職場づくり”を目指した、実践的な産業保健サービスの提供を心がけています。
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メンタルヘルスケアの落とし穴:6月病とは?予防と対応策とEAP活用 |産業医視点から解説
はじめに:6月病という“見えにくい不調” 新年度から約2か月。ようやく生活リズムが整い始めた頃に、なんとなく気分が落ち込み、仕事に対する意欲が低下する——このような「6月病」に悩む社員が増えています。 これは医療的な正式名称ではありませんが、新入... -
梅雨時期に注意!職場のカビ・湿気対策と健康リスク|産業医視点で解説
梅雨の時期は、気温と湿度の上昇により、カビやダニの繁殖が活発になりやすく、職場環境の悪化や健康トラブルが起きやすくなります。特に「シックビルディング症候群(SBS)」や「過敏性肺炎」といった疾患は、気付かぬうちに職場内で健康障害を引き起こす... -
雨の日の通勤災害リスクと安全配慮義務の留意点
― 労働衛生コンサルタント・産業医の視点から解説 ― はじめに 6月は梅雨の時期。雨による通勤時の転倒事故や交通事故が増加する季節です。労災認定される通勤災害のリスクは高まり、同時に企業としての安全配慮義務にも注意が必要です。本記事では、通勤災... -
【企業向け】食中毒の予防と対策|衛生委員会資料にも使える実践的ガイド
こんにちは。株式会社吉川労働衛生コンサルタント産業医三重事務所です。本記事では、企業の衛生管理や安全衛生活動の一環として重要な「食中毒」対策について詳しく解説します。夏季を中心に増加する食中毒は、職場の集団感染にもつながりかねないため、... -
【職場の熱中症対策】WBGTって何?測定したことがない企業様にもわかりやすく解説【2025年最新】
🔍 はじめに:なぜ今、WBGTが注目されているのか? 2025年、厚生労働省は熱中症対策ガイドラインを大幅に改訂し、WBGT(湿球黒球温度)による環境リスクの評価が明確に義務化されました。 現在、当事務所が訪問中の複数の企業様でも、「WBGTってそ... -
「えっ、熱中症対策が変わったの?2025年の最新ルールをチェック!」
【2025年版】職場の熱中症対策が変わる!厚労省の最新ガイドラインを解説 🔍 2025年、職場の熱中症対策が大きく変わります! 厚生労働省は、職場での熱中症対策を強化するため、2025年に新たなガイドラインを発表しました。これにより、事業者や労... -
【三重県・全国対応】石綿(アスベスト)法改正対応講習|労働衛生コンサルタント兼産業医が出張講師
アスベスト(石綿)とは?いま、改めて注目される理由 かつて建材や断熱材として広く使用されていたアスベスト(石綿)。その有害性が明らかとなり、使用は禁止されていますが、築年数の古い建物には今もアスベスト含有建材が多く残っています。 これによ... -
【速報】ストレスチェックが50人未満の企業でも義務化へ!法改正のポイントと今後の対策を解説|産業医・労働衛生コンサルタント対応
● 2025年5月8日、ストレスチェック義務の対象がついに拡大! 2025年3月に閣議決定され、同年5月8日に衆議院で可決・成立した「労働安全衛生法及び作業環境測定法の一部を改正する法律案」により、これまで努力義務とされていた従業員50人未満の小規模事業... -
【5月の健康管理と産業医の役割】
5月は気候も落ち着き、過ごしやすい季節です。しかし、職場における健康管理の観点からは注意が必要な時期でもあります。特に新年度から1ヶ月が経過するこのタイミングでは、従業員の心身の不調が表面化しやすくなります。そんな時に重要な役割を果たすの... -
衛生委員会の形骸化を防げ!産業医が関与している企業の“違い”とは?
毎月形式的に開催しているだけの「衛生委員会」。 「報告だけで終わる」「発言者が限られている」「議事録が残るだけ」…こうした状態では、本来の目的である職場の健康・安全向上にはつながりません。 実は、産業医や労働衛生コンサルタントが積極的に関与...
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